杜街 diary

仙台・宮城・東北の街歩きと安全・安心に関する雑感

業界震撼!警備員が警備会社の金庫から3億6千万円を盗む

こんにちは。安全第一、杜街です。

帰宅してニュースを検索すると、驚愕の事件が目に飛び込んできました。

www.jiji.com

埼玉県警は9日、同県三郷市内の警備会社の金庫から現金3億6000万円を盗んだとして、窃盗容疑で元同社社員I(28)=住所不定=を公開手配した。時事通信より引用。氏名は伏せた)

3億6千万円。3億6千万円。その金額に驚きです。有名な未解決事件「3億円事件」を彷彿させられます。

「警備会社ってカネ溜め込んでるんだな〜」と思わないでください。おそらくこれは、お客様から預かっていた現金です。

「現金輸送」を生業としている警備会社には、お客様(主に金融機関)から一時的に預かるための金庫がある、と聞いたことがあります。被害に遭ったのはおそらく、その金庫でしょう。

ところで、3億円の物理的大きさ・重さはどれくらいでしょうか?それを体験できる施設が東京にあります。京橋にある「宝くじドリーム館」です。

www.takarakuji-official.jp

この施設の「高額当選体験コーナー」には、1億円の大きさ・重さを体感できる設備があります。

www.travel.co.jp

見た感じ、台車があれば1人でも運べそうですね。単独犯も可能かもしれません。

でも、金庫の管理が単独勤務というのもありえませんから、合い勤者の目を盗んで運び出すには複数のメンバーが必要となるでしょう。

妄想は尽きませんが、なんにしても犯人は早く捕まってほしいものです。

 

【追記】

報道各社から詳細な状況が伝わってきました。

mainichi.jp

県警によると、I容疑者は5、6日に無断欠勤し連絡が取れなくなった。会社側が監視カメラを調べると、金庫内で現金を段ボール箱に入れるI容疑者が映っていたという。毎日新聞より引用。氏名は伏せた

警備会社も被害者ですが、3億円が消えても2日間気づかない管理体制が大きく問われることになりそうです。

報道各社は容疑者を「元社員」と表現してますが、犯行時は現職であったことと警備会社の社員であることから、本記事のタイトルは「警備員」と表現しています。