福島県伊達市の “くぼたあじさい祭” が想像以上に幻想的だった
こんにちは。アジサイ大好き杜街です。
仙台も梅雨らしくドンヨリとした天気が続いています。せっかくの週末なので、梅雨にこそ愉しめるアジサイを見にいこうかとネットで探していたところ、こんなものを見つけました。
福島県伊達市に「くぼたアジサイ園」という場所があり、そこで7月6〜7日にアジサイ祭りを開催するのです。これはグッドタイミングということで、行ってみました。
1. くぼたアジサイ園の場所
くぼたアジサイ園(Googleマップではくぼた紫陽花公園)は伊達市の北東部、梁川町山舟生(ヤマフニウ)という地区にあります。仙台市からは車で高速道路を使って1時間半程度の距離です。伊達市はその名のとおり、仙台とも縁のある街で、道中にある梁川八幡神社には「伊達氏ゆかりの公園」もあります。
私は16:00頃に仙台を出発しました。遅い時間に出発した理由は、のちほど。
2. 村民が育てたアジサイ園
17:30過ぎに現地に到着。駐車場は無く、スタッフが園の前の道路での路上駐車を案内してました。
この日はあいにくの雨でしたが、曇天のほうがアジサイの美しさが映えますよね。山の斜面に色とりどりのアジサイが植えられて、遊歩道が整備されてます。
園内の広場にステージが設けられ、その周辺に地元産品や串焼きの出店がありました。園内の客が私を含め数名で、寂しい雰囲気の中、まずは園内をひと周りしました。この時間はまだ明るいので、アジサイも綺麗に撮影できます。
3. いよいよ本番!「トランペット&ペットホタル」
祭りの本番は19:00から。雨の影響で15分ほど前倒しになり、プロトランペッターのNobyこと長屋伸浩さんの演奏がスタート。美しい音色が園内と集落に響き渡ります。
Nobyさん公式サイト:BigBand Fuzzynavel & WindingArt
そして、園内一面に設置された「ペットホタル」に点灯。幻想的な光景です。これを目当てにした客が急に増えました。田んぼではカエルが大合唱し、とても心落ち着く空間です。
なお、カメラでアジサイを撮影できるのは、曇天ですと19時から30分程度までです。日没で暗くなるので、どんどん撮影条件が厳しくなります。
4. まとめ
アジサイ園としては小規模で、祭りも「知る人ぞ知る」という感じですが、祭りも含めて地元の皆さんが大切に守り続けているんだな〜と感じられ、アットホームなイベントでした。また、ペットホタルの夜景とアジサイは、他では見られない光景です。来年は、夕焼けの下でこの景色を見たいと思いました。